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2014年 原水禁大会に参加して

 

 私は原水禁世界大会に参加するのは久しぶりです。かれこれ20年ぶりになるかと思います。                       

 今回の参加は、初日の4日が午後から所用があり夕刻に広島に到着する事になりました。従って大会は5日からの参加となりました。     

 5日は分科会。私は「核兵器と原発」の第8分科会に参加をしました。この分科会は「福島第一原発が抱える問題は3年を経過した今でも、何ら解決をしていません。それにもかかわらず安倍政権は原発再稼働や原発輸出にこだわっています」との分科会案内にある通り、焦眉の問題を論じる分科会です。                           

 期待通りの分科会でした。元衆議院議員の吉井英勝さんが助言者で、核兵器と原発の関係を基調発言してスタートしました。「なぜ原発再稼働に固執するのか?」を解明してくれました。それによると、①原発を稼働するとプルトニュウムが発生する。これが核兵器の原料になる事と関係している。②原発輸出のビジネスには、技術員や運転員の教育実習が必要です。この教育に日本の稼働中の原発で実習させる必要からきているのです。③原発の新設・輸出は巨大ビジネスとなります。1基5,000億円。その関連施設建設も含めると大変な商権となる。鉄鋼、セメント、ゼネコン、銀行など経団連の主要幹部出身企業のビジネスに繋がるのです。そして、許認可をする役人は将来の天下り先になる。マスコミも、電力会社や大手企業の広告費に縛られる仕組みが出来ている。この様に原子力村が形成されている事が判りやすく解明してくれました。             

 その他にも、ドイツの反核平和団体の代表のライナー・ブラウンさんのドイツにおける再生可能エネルギーへの取組みの報告。日本全国からの原発廃炉・再稼働反対の運動の豊富な経験がフロアー発言でありました。 

 分科会終了後、平和記念資料館を見学しました。小学生や外国の方が多く訪れて熱心に展示物を見ている姿に、明るい見通しが持てました。その後は、大雨の降る中で平和公園の中を「碑巡り」をして碑の由来などを学習しました。

 6日には早朝からスタート。折り鶴を「原爆の子の像」の横にあるコーナーに捧げました。その後は記念式典に。8:15に黙祷。広島市長、子ども代表、安倍首相などの発言に耳を傾けました。            

 後で知ったのですが、安倍首相の発言は昨年の文章と同じ「コピペ」であった様ですね。聞いていて、「言葉をもて遊ぶ言い回しである」と思ったのは私だけではなかったと思います。大雨の中を立ったままでの参列でした。聞く所によると43年ぶりの雨の中の式典であったようです。「集団的自衛権行使容認」の安倍政権、「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」の碑文を前にしての安倍発言を聞いて、被爆者の涙雨ではないかと私は思った次第です。                   

 閉会集会は7000名の参加者で会場はいっぱいに。アンゲラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表の発言、オーストリア外務省大使、キューバ特命全権大使、マーシャル諸島の島民代表の発言など世界大会にふさわしい国際的な発言は、私が知らない事が殆どで勉強になりました。      

 集会アピールを採択し「ウィシャル・オーバー・カム」を一緒に歌い、会場が来年のNPT再検討会議で核兵器禁止・廃絶へ向けて大いに頑張ろうという思いであふれていると感じました。   

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