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阪神淡路大震災から20年

 本日のNHKスペシャル(21:00)で阪神・淡路大震災20年をテーマにした番組を視聴しました。新長田の街つくり、復興住宅建設に関わった神戸市職員が登場して「復興はまだ終わっていない」道半ばであり、自分のやってきた行政担当者としての心残りの事も報じていました。行政主導が強すぎる施策でその後に矛盾が表面化(大型商店街の失敗=空き店舗、売れ残り店舗。復興住宅の高齢化で孤独死多発、バランスのとれた年齢構成の入居世帯になっていないことからくる弊害)も報じていました。

 今の大阪市政に目を転じると、2年前橋下市長は新入職の職員に訓示をこの様にしました。「君たちは市民に命令をする立場になる」と。この様な姿勢で行政が行われるならば神戸市の弊害の再来になるでしょう。行政主導を一概に否定はしませんが、市民の意見を聞き、専門家の意見を聞き行政マンが判断をしていく姿勢が大事ではないでしょうか。

 私の20年前は門真市に住んでいました。当時は45歳。京阪電車は動いていたので会社には出社するも、事務所内は散乱していて後片付けに追われた。他の社員は出社できずにいる。本社からは「社員とその家族の安否確認をせよ」の指示。電話もあまり通じない中で一人事務所で片付けと電話応対に追われた初日でした。翌日から取引先の状況調査に社員を送り出す。当時私は125ccのスクーターを保有していたので、社員に貸出て取引先調査に使ってもらった。また救援物資を取引先に届ける為、支店長の趣味のヨットで須磨港に持ち込みそこから車で取引先に届ける手はずも取りました。

 私は合成ゴムの会社に勤務していたので、住友ゴム、三ツ星ベルト、バンドー化学という大手ゴム加工会社やケミカルシューズ関連のスポンジメーカー、ゴム成型メーカーなども取引先でした。各社とも大きな被害があったものの、復興めざして大奮闘していたことを今も鮮明に記憶しています。